『入門 考える技術・書く技術』を読み直しました

 

入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

  • 作者:山崎 康司
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 前回『7つの習慣』を読み直していて、表現に関してのスキルの必要性を再認識したため、ロジカルシンキング、ライティングの本として有名な本書籍を読み直しました。本丸はバーバラ・ミント氏によるものですが、本書は日本人に向けた入門書とのことで、こちらを読んでみました。

 

学んだ概要は以下の通りです。

 

★「書き手」ではなく、「読み手」のための文章を意識すること

★書く内容は以下を意識する

・O(objective):望ましい姿

 読み手が考えている望ましい姿、改善後の姿

・P(problem):解決すべき問題

 読み手の考える、改善後と現状とのギャップ

・Q(question):読み手の疑問

 Pを読み手が読んだときに感じるであろう疑問

・A(answer):文章の主メッセージ

 Qに対する読み手への答え

 

書き手が伝えたいと思うメッセージを、読み手に対して正確かつ適切に伝わるように表現することは重要だと思います。ちょっとした意識を持ち、工夫をすることで、読み手に理解してもらいやすいものが作れるのであれば、工夫しない手はありません。

 

7つの習慣』でも学びましたが、刃を研ぐことへの努力は惜しんではならないと思います。今回の良書の読書も刃を研ぐことの一つだと思っています。日常生活の中で少しずつ読書を進め、刃を研いでいきたいと思います。