いい会社の会に参加しました

今回もオンラインでの開催でした。まず、日本経営品質賞を受賞した中小企業様についての話がありました。そして、支援先の中小企業様の素晴らしい取組事例を共有いただきました。最後に、野中郁次郎氏の『ワイズカンパニー』を元に意見交換を行いました。

 

・コロナ禍でも売り上げは横ばいだった

 既存店舗は一部施設がクローズとなり一時閉店していた店舗や、時短要請による営業時間短縮などの影響により売上は下がった

 一方で、新規客が増えたことが結果的に企業として全体の売上が下がらなかったことの要因。閉店した他社の店舗の客が当社の店舗に流入したため。

→コロナ禍でも店を開け続けていることが大事。

 メリット:①当社のファンが逃げない②お客様に喜んでいただける③従業員の精神衛生上も良い

 

・「どういう人になりたいか」を最初に考え、そのために「どういうことをするべきか」を考えることが大事。企業様の状況次第で、経営者の目線がマズローの5段階欲求の中で下の方に向いているケースもある。その場合は5段階の上位の話をしても話がかみ合わないことも多々ある。しかし、上位の部分をないがしろにしてはいけない。

 

・良い経営は習慣である。良い取組を継続して行い続けることで、習慣化することが重要である。

 

コロナ禍で経営状況が非常に厳しい企業様を見ているので、今回の話は特に気づきが多くあり、感じたことも多くありました。素晴らしい企業様の事例や、良書をご紹介いただき感謝です。また次回も楽しみです。