経営実学セッションに参加しました

今回のテーマは、「再生可能エネルギーの基幹事業となる太陽光業界の現状と今後の方向性」とういことで、太陽光発電事業に勤務している会員の方より発表がありました。

 

・問題提起

 事業の基本の流れ:成立→存続→成長

 再生エネルギー事業者が、持続的に成長を遂げることが可能か?

 

・現状と課題

 <現状>

  国の政策が終了を迎え、事業者はビジネスモデルの変革が必要になった

 <課題> 

  政府と行政機関の認識の相違

  太陽光事業者と電力会社の連携

  太陽光事業者と制度終了後の体制

 <考察>

  太陽光事業には4組織(国、市町村役場、電力会社、太陽光事業者)が関係

  それぞれの組織が太陽光に対し別々の考えを持つ

  共通目的のもと、コミュニケーションを取り、協働することが必要

 

以上が現状と課題の整理になります。今後、これらを学術的に経営論などとも結びつけながら、持続可能な事業としての実現に向けた考察を進められるようです。

 

今回参加してみて、この勉強会が大事にしている「実学」の重要性を改めて実感しました。学術的な話で終結するのではなく、実社会で必要な事業を成立・持続させるために必要なことを学術的見識を活かしながら解決する、ということです。今回の発表内容はまさにこの一事例だったと感じました。

 

また次回も楽しみに参加したいと思います。また、この勉強会で養った見識を活かしながら、今後の診断士活動を進めていきたいと思います。参加させていただいていることに感謝です。