経営のデザイン研究会に参加しました

今回はオンライン開催で、「コンサル事業を軌道に載せるまでの知的資産を考える」というテーマでした。まずは登壇者2名の診断士が、独立に至った背景や初期の頃の仕事の状況を振り返り、現在の状況と今後どのような活動を進めていきたいのか、などを発表いただきました。

 

その後、参加した会員それぞれが、自分自身の診断士活動のこれまでとこれからについて、人的資産・構造資産・関係資産のそれぞれを記入するワークを行ない、自分たちの頭の中を棚卸する機会を持ちました。

 

日々、様々なコミュニティに参加して活動をしていると、様々な関係資産(人的ネットワーク)や、活動の中で生じた経験やノウハウなどが存在します。それを明文化して見える化すると、芋づる式に思い出すものも出てきます。また、将来ありたい姿を明文化してみると、それを実現するためにどのような資産が必要なのか、今からどのような活動が必要なのか、などが浮かんできます。そのため、この知的資産経営のフレームは、企業のコンサルティングの場面でも有効に活用することができます。

 

私たち診断士たちも、自分たちのありたい姿を実現するために、定期的にこのようなフレームを使って棚卸を行ない、少しずつでも着実にありたい姿に近づいていければ良いと思います。

 

今回の講演やワークは、自己実現という大きなテーマという観点でも、独立診断士の活動のリアルを垣間見るという観点でも、大変興味深い時間となりました。また次回も楽しみに参加したいと思います。お話いただいた登壇者の先生方、参加いただいた会員の皆様に感謝です。