小規模事業者のIT導入支援の進め方(Dコース) 飲食業 オンライン研修2日目に参加しました

今回は先週に引き続き2日目ということでオンラインにて参加しました。理論研修のポイントになるということで、例年の東京都中小企業診断士協会主催の座学による研修ではなく、今回のIT導入支援のワークメインの研修を受講してみました。

 

2日目は1日目の続きということで、IT戦略マップ作成の続きを実施しました。経営の視点、組織・業務の視点までの作成が宿題だったので、グループ内で共有・ブラッシュアップし、ITの視点の作成まで実施しました。

 

ITの視点を作成する際、IT戦略ナビを活用しました。

it-map.smrj.go.jp

 

このツールを活用すると、直観的に選択を進めることで、IT戦略マップが自動で作成されます。一般に経営者は多忙な方が多く、ITに精通していない方であっても直観的にマップ作成まで一通り完成できるため、最初の一歩としては素晴らしいツールだと感じました。

 

社長へのプレゼンを行なう際、ツール導入の優先順位付けで意見が分かれました。社長が優先的に解決したいと言っていた内容を基準に選ぶのも一案ですし、経営へのインパクトを優先するのも一案かとも思います。

 

IT導入も一定のコストがかかります。費用対効果を明確にして、社長にお勧めするのが現場での対応かと思います。そのためにも、現場の実態をきちんと把握することが重要かと思いました。

 

また、「ここからアプリ」というサイトがあり、業種(飲食業など)、課題(シフト管理など)を選択し検索すると、アプリ一覧が検索できます。各アプリを導入した企業の実事例の記事も検索できるため、かなり便利だと思います。

 

ittools.smrj.go.jp

私はITコーディネータの資格を保有しているため、以前研修で実施した内容を復習できる良い機会と思いました。参加して良かったです。