今回は「運輸業の財務分析」がテーマでオンラインにて開催されました。対象企業はJR東日本、JR東海、JR九州の3社でした。発表の中で印象に残ったのは下記の通りです。
・JR東海は新幹線中心。運輸事業中心のため、生産性(従業員一人当たり売上高・利益率)が高いのでは。
・JR九州は、運輸業以外にも、建設などの他事業も展開しているため、売上・利益の減少幅が比較的小さく済んだのでは。
・JR東海は、リニア事業の関係のトピックスが多い。生産性が高い一方で、フリーキャッシュフローの観点では、リニア事業に使っているのか、若干毎年のフリーキャッシュフローが少ないようにも感じられる。
日頃、財務関係は意識して関わろうとしないと関われないため、当研究会での財務分析に参加できる際に参加させていただいています。準備いただいた方や、運営してくださっている方に感謝です。また機会があれば参加させていただきたいと思っています。