地域の診断士会主催のオープンセミナーに参加しました

今回はオンライン開催で、講師は様々な場面でお世話になっている先輩診断士の先生でした。
 
テーマは小規模企業の差別化に関する、マーケティングを中心とした内容でした。講師自身が事業者様に対して創業セミナーなどの場で講演されている内容をかいつまんで共有くださいました。
 
特に印象的だったのは、以下の通りです。
 
・事業者様のやりたいこと、できること(提供する商品、サービス)、ニーズを整理する
 
・誰に、何を、どのように、という枠組みで上記を再整理する
 
・バイヤーの立場を知った上で交渉する。バイヤーは4ヶ月先の商材を探している
 
元老舗デパートのバイヤーのご経験をお持ちであり、興味深いお話を伺うことができました。本論とは少し離れますが、ミニワークとして診断士の成功の自分自身の定義について考えたのも興味深かったです。短期的には毎年新しい仕事に挑戦を続け、充実感を感じることかと考えました。中長期的には企業勤務の半分以上の収入に到達するくらいの活躍を目指したいと思いました。中長期、つまり3-5年先の世の中は、副業解禁どころか推奨され、企業勤務以外での活動をしている人とそうでない人は仕事のパフォーマンスが明らかに異なってくると感じるためです。
 
会社での各自のミッション(業務内容)は、少し前までは上から明確に与えられ、前任者からの引き継ぎ内容通りでした。しかし最近は大きな枠組みはグループとしてのミッションが定められるものの、そこに配属になった個々人としては自ら必要となるミッションを考案し、活動しながら随時変更・訂正していく感じです。
 
誰かに決めてもらうことを好む人や、変化への適用が苦手な人には厳しい世の中になってきたと感じます。私自身も自己研鑽、新しいことへの挑戦の連続、そして楽しむ気持ちを大切に過ごしていきたいと思います。貴重なセミナーを受講させていただき感謝です。