ものづくりイノベーション研究会に参加しました

今回は『板金加工、プレス加工の知識』というテーマでオンライン開催でした。

印象的だったのは以下の点です。

 

・規模が大きい企業だと、バリ取り機があったり、クレーンで搬入したりなど、機材を導入している

・金型が財産。金型の個数で金型屋さんとしての経歴が分かる

・プレス屋と板金加工屋の違いは、金型があるか否か。金型は一般に100万円超を要するものもあるため、ある程度のロットを要する。小ロット生産が板金加工屋。プレス屋の中でも単発式に比べて順送式は複数の金型を要し、複数の作業を行なうためコストが高い。

・大きく分けて機械板金業、建築板金業、自動車板金業があり、各業界で部品の性質は異なる。

・シャーリング:単純に切断、レーザーカット加工機:板材の切断を自在にできる・ファイバーレーザーが普及・加工速度が上がりタレパンに対するコスト競争力が上がってる、タレットパンチプレス(タレパン):小さい抜型を連続稼働させて加工・レーザーとタレパンの複合機も普及、などが板金加工業に特有の設備。

・プレスブレーキ(ベンディングマシン):曲げ加工

・溶接機:電気溶接(アーク溶接、TIG溶接など)の使用頻度が高く、抵抗溶接であればスタッド溶接など。

 

製造業の中小企業様への支援の最前線でご活躍の中小企業診断士の先生方によるご講演で、大変実践的で勉強になりました。また次回も楽しみに参加したいと思います。