ものづくりイノベーション研究会に参加しました

今回は「板金加工とプレス加工」に関する講義が行われました。

 

板金加工とプレス加工との分類の違い、工場診断の際のチェックポイントなどが解説されました。

 

大田区内のものづくり企業は多品種少量生産、小回りが利くことを売りとしている一方、販路開拓や事業承継などの課題を抱えているケースが少なくない、などといった実務経験のお話もありました。販路開拓に関する助言としては、まず現状としてどのような販路開拓の活動を行っているか(HPの整備状況など)を把握し、実行できる提案を行っているとのことでした。

 

グローバル化が進んだことにより、これまでの売り先がなくなってしまっているケースも少なくない状況にあります。この場合は、売上を確保するためには販路開拓が必要になってきます。一方でライバル会社の倒産により受注案件が増えたという企業もあります。この場合は、既存の生産設備・マンパワーで十分に賄うことができるのか、などの検討が必要になります。生産設備関しては、大きさや重さなどの制約があることにも留意が必要です。

 

今回のテーマは工場診断において重要なテーマだったと思います。また来月も楽しみに参加したいと思います。