『アフリカローズ 幸せになる奇蹟のバラ』を読みました

 

アフリカローズ: 幸せになる奇蹟のバラ

アフリカローズ: 幸せになる奇蹟のバラ

 

 少し前になりますが、本書の著者である経営者の方とのご縁があり、本書を拝読しました。

 

一般的な書籍の場合、著者との直接の面識がありませんが、本書の場合は幸いなことに直接の面識があったので、書かれている言葉一つ一つが、ご本人の口から直接語られているようなイメージで読み進めることができました。

 

本書をこのブログで紹介したいと思った理由は、何よりも著者自らが実践していること、現在進行していることが書かれていることが魅力的だからです。ケニアのバラを直接輸入して、広尾店と六本木ヒルズ店で販売しているのですが、なぜこのようなビジネスを始めたのか、創業時の想いと今後推進していきたいことが、活き活きと書かれています。

こういうことがしたい、こんな自分になれたらいいな、といった漠然とした想いが、多くの人の胸の中にはあるのではないかと思います。一方でそれを実現している人はそれほど多くないと思います。むしろ、そんな胸の内に秘めた想いを忘れてしまっている人も少なくないのではないかと思います。前回の『星のおうじさま』で紹介したように、行動に移すことはそれだけ難しいのだと思います。

 

本書を読むと、実践しているご本人が著者となり書いているため、現実味があります。実際に行ってきたことが書かれており、また前進を続けているので、読者としても読後感がよく、勇気と希望が自ずと湧いてくる感じがしてきます。

 

学術的な内容の本も勉強になりますが、本書のような実際の体験に基づく本も大変勉強になると思いました。私も自分の胸の中にある想いを実現するべく、前進したいと思います。