『アイディアのつくり方』を読みました

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

薄めの本で、不朽の名作を読み直したいと思い、この本を読みました。

巻末を見ると、本書の初版は1980年代に出されているようで、かなりの重版になっているようです。本自体のボリュームはコンパクトですが、内容は凝縮されて書かれています。時代を問わないエッセンスだからこそ、長く広く読み継がれているのだと思います。

アイディアの作り方は以下の通りです。
①資料を集める
②その資料を咀嚼し、様々な組み合わせを試して考え尽くす
③放置する
④ふとしたときに、勝手に思いつく
⑤現実の中で、適用可能なように昇華させる

素晴らしいアイディアをたくさん生み出している著者の、生み出すまでのプロセスが簡潔にまとめて書かれていました。わかりやすいプロセスですが、著者も言及しているように、実際行うのは難しいと思います。やはり日ごろからのトレーニングが肝なのでしょう。情報集めから昇華まで、繰り返し行って自身を磨いていきたいと思います。