マーケティング研究会に参加しました

今回は、行動科学的マーケティングアプローチをテーマにご講演いただきました。

前半は、講師の先生ご自身が支援の現場で活用しているマーケティングツールのご紹介や、それを活用した成功事例のご紹介がありました。中小企業経営者向けに、負担が大きくならないようなツールを心がけているとのことで、素晴らしいと思いました。

後半では、Googleが提唱しているパルス型消費についてご紹介いただきました。インターネット販売が活発になりECからの購買頻度が多くなった現在は、購買までのプロセスでよく言われるAIDMAといった段階を一つ一つ時間をかけて踏むのではなく、サイトに訪問をして対象商品を閲覧した瞬間に購入するという事象が多く見られる。これを「パルス型消費」と提唱したそうです。

この話を聞いて思ったのは、購買意思決定した際に重要になったという、以下6つ類型に対して働きかけることが事業者として大切だと感じました。

1.「より安心安全なもの」
2.「より自分にぴったりだと思うもの」
3.「お得なもの」
4.売れているものや、第三者が推奨するもの
5.知らなかったものや興味をそそるもの
6.買い物の労力を減らせること

テクノロジーの変化や社会環境の変化により、消費者の行動パターンは変化していくと思います。中小企業診断士として、今回ご紹介いただいように新しい消費行動を研究することを積極的に行っていきたいと思います。