ものづくりイノベーション研究会に参加しました

今回のテーマは生産管理ソフトについてでした。実際に生産管理ソフトの開発・販売を行っている会社に所属している会員より発表がありました。

私自身も、所属企業において以前資材・購買部門で仕事をしていた経験があったので、懐かしい気持ちを持ちながら参加していました。今回ご紹介のソフトは個別受注生産、多品種少量生産で、比較的小規模の中小企業製造業向けの商品とのことでした。部品加工業用と、装置業向けに分かれているそうです。

参加されていた診断士の先生の中の数名が、今回ご紹介のソフトを提案し導入されたそうです。出荷実績も多く、評判も良さそうでした。

ソフトの特徴などの情報は今回は省きますが、個人的に印象的だったことを書いてみたいと思います。今回のソフトについて、素晴らしいと思ったのは改善や機能強化を弛まず精力的に行っているという点です。ユーザーへの導入研修だけでなく、アフターフォローも手厚く行い、定期的に次のステップに移るための提案を無償で行っていたり、ユーザー同士での交流会も開催していたりしているそうです。

やはり、ユーザー目線でのいっそうの改善活動や、生の声を積極的に聞くこと、それを組織の仕組みして行うことが大事だと再認識しました。また生産管理だけでなくERPやAI, IoTにも手をかけ、他社との共同開発も行っているそうです。素晴らしい企業の特徴を再認識できた時間となりました。