健康大学しながわ2回目の講義に参加しました

今回は第2回「カラダが喜ぶ食生活&口腔ケア」というテーマでした。個人的には特にこの回の口腔ケアに大きな関心を持って申し込んだので、楽しみに参加しました。

 

学びになった点は下記のとおりです。

・健康は日々の積み重ねから

 →不健康な生活習慣(バランスが崩れた食事、運動不足、過度のストレス、睡眠不足など)を積み重ねることで、生活習慣病を発症する。無自覚で進行することが多いため、意識的に健康な生活に変える必要がある。

 

・「内臓脂肪型肥満」+脂質異常、高血圧、高血糖メタボリックシンドローム

 →これを放置していると、動脈硬化の悪化、脳卒中、糖尿病の合併症(人工透析、失明等)、心疾患(心筋梗塞等)の発症リスクが高まる。

 

・一日3食バランスよく食べることの重要性

 →若いころは、一日2食でも必要な栄養素を吸収できたが、老化に伴って吸収できる量が減少する。崩れた栄養バランスを積み重ねることで、「危険な老化」が進行し、要介護・要支援となるリスクが高まる。

 

・バランスの良い食事とは、①体を動かす(炭水化物・脂質)②体の調子を整える(ビタミン・ミネラル)③体をつくる(たんぱく質・カルシウム)が必要

 →たんぱく質(肉・魚等)やカルシウム(乳製品・海藻類等)、ビタミン(野菜・果物等)が不足しがち。意識的に摂取すること。家族が少ないと食品を揃えることも難しいが、一品追加することを心がける。

 

・口腔機能が低下した人のサイクル:口腔機能の低下→食欲低下→体力がなくなる→活動量が減る→人との交流が減る→口を使わなくなる

 

・口腔機能が良好な人のサイクル:口腔機能改善→食欲増す→体力が付く→活動量が増える→人との交流が増える→口をよく使う

 ⇒口腔ケアは、要介護・要支援を防止するためにとても重要。

 

・口腔ケア:器質的口腔ケア(歯、舌などの清潔を保つこと)、機能的口腔ケア(口の機能を回復させて維持・向上する(口腔体操、唾液腺マッサージなど))を指す。

 

・頬や口の周りの筋肉体操(ウイウイ、ぱぴぷぺぽ、等を言う)、ぶくぶくうがい(口の中の上、下、右、左でうがいをする)を行うと食べ残しを流すことができて良い。

 

・唾液腺マッサージ:唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激すると、口の清潔を保ったり口臭予防に繋がる。

 

・一日3回の歯磨き習慣、舌ブラシ、清掃補助具の利用などでむし歯予防を行う。

 

 

今回も多くの学びがありました。日常生活の中で具体的に取り組めるようなヒントをたくさんもらえたので、健康を目指したいと思います。