品川区では、「健康大学しながわ」という講座があることを、広報しながわで知りました。私自身は結婚し、1歳の子どもとお腹の中にも新たな命を宿していることもあり、健康には大きな関心を持っているので、この講座にも興味を持ち、参加申し込みをしました。
今回は第一回目、「健康とは」という題で、健康運動指導士の郷間先生による講義がオンラインで行われました。多くの学びがあったので記載します。
・健康とはどのような状態か?
→ご飯を美味しいと感じることができる。自分の心と体が元気だと感じ、人との関わりを持ち充実している状態、など。
・自分のことを健康だと思うか?
→今朝食べたご飯を美味しく感じ、モリモリ食べれたので健康だと思う、など。
・世界保健機関(WHO)による健康の定義:
病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること
・運動(人間の機能は動かすことで調う)、食事(摂取したものが自分をつくる)、休養(疲れたら休むことは鉄則)の3つの土台が大事。バランスを取ること。
・男性の平均寿命は約81歳、女性は約87歳。健康寿命は男性が約72歳、女性は約74歳。約10年程度は不健康な状態で生き続けているのが現状。健康寿命を延ばそう。
・ICFの概念(医療や福祉の分野で個人の健康プログラム設定時に活用)
生命レベル「心身機能・構造」:心と体の動き、身体の部分など
生活レベル「活動」:生活行為(身の回りの行為、仕事など)
人生レベル「参加」:家庭内役割、仕事、地域社会参加など
・健康のために日頃からできることを取り入れる(行う)こと
30分以上の運動、1日三回決まった時間に食事をする、地域などとのつながりを持つなど
全部で4回のプログラムとなっており、引き続き多くの学び・気づきがありそうです。自分だけでなく、家族の健康のためにも生活の中に取り入れていきたいと思います。