理論政策更新研修を受講しました

この理論政策更新研修とは、中小企業診断士の資格を更新するのに必要なもので、5年で5回の受講が必要です。私自身は現在、中小企業診断士登録から2年目ですが、1年目の時に1回目を受講したので今回が2回目です。

今年度はコロナ対策として受講者同士の距離を保つ必要性から、一度の受講者数を通常の半分程度に減少されたため、受講したくても申込上限数にすぐに達してしまい、受講申込が難しい状況でした。

今回、ようやく受講申込ができ、受講完了できました。テーマは、前半が中小企業政策で、後半は知的資産経営でした。個人的には、5年間で5回の受講が必須なので毎年一度受講することで中小企業経営政策の最新情報をインプットできたら良いと考えています。後半のテーマは各回で異なりますが、せっかくなので毎年異なるテーマを受講したら面白いと思っています。昨年度私が受講したのは生産性向上だったと記憶しています。

前半の中小企業経営政策に関しては、講師の方が良く調べてくださっており、現在国会で審議中の補正予算の情報や、補助金制度に関しても募集時期や締切、採択率などの具体的な情報を提供してくださいました。プロコンとして様々な国の施策に関わっているとのことで話も興味深かったです。

後半の知的資産経営は、基本的な定義の話と、中小企業診断士としての支援のプロセス、実際の企業支援の事例などが紹介されました。知的資産経営報告書を作成した企業の大半が業績向上を実現したというのが印象的でした。

最近は、子育てのため研修やセミナーなどを落ち着いて受講するのが難しい日々が続いていたため、今回は久しぶりにゆっくり受講できました。インプットとアウトプットをバランス良く行うことの重要性を改めて実感しました。