今年度も昨年同様、リアル開催が叶いました。 今回私はパネルディスカッションでパネラーとして登壇する出番が ありました。
大会のテーマは、「 新しい時代に対応した企業の発展戦略を考える〜 コロナ禍を超越する中小企業戦略の展開〜」と題して、基調講演、 研究発表、分科会、パネルディスカッションが行われました。
基調講演ではマクロ的な環境分析(最新動向)、 研究発表ではそれぞれの先生方の興味分野からの視点での発表、 分科会では①販売促進②商業集積③情報化④ サービス化のそれぞれに分かれたディスカッション、 パネルディスカッションではパネラーに対してコーディネーターが ファシリテートする形で議論しました。
発表された先生方は、農業分野の経営をされていたり、 観光分野に精通した専攻テーマを大学で教えられていたり、 情報分野を大学で教えられていたりしました。 専攻分野も立場も経験もそれぞれで、多角的に議論がされました。
壮大なテーマではありましたが、 中小企業診断士や大学の先生方が一同に介して、 一日かけてそれぞれの見解を披露された中身の濃い時間となりまし た。結論としては、時代の変化をしっかりと見極めて、 時期を逸することなく環境変化に適切に対応していくことが求めら れる、といったことが議論されました。
技術革新が進む中で、より本質的な業務に注力できるよう、 積極的に省力化を進めることが大切です。そのためには、 まず経営者が経営理念を示し、ビジョンを描いて、 従業員と共有する所から始まります。その上で、課題を洗い出し、 必要な策を実行していきます。これは通常の経営診断と同様で、 コロナによる変化に特化した話ではないと考えられます。
様々な議論ができ、感謝です。 素晴らしい先生方と交流できたことも有り難かったです。 今後も引き続きこちらの学会で学んでいきたいと思います。