中小企業診断士として活動する中でも、「事業承継」「ファミリービジネス」は特に関心があり、勉強を深めたいと思っています。
そこで、最近、「事業承継士」という資格を取得しました。この資格は、現在はまだ民間資格ですが、取得者が既に500名超であり、一部の行政が行う事業承継に関するお仕事を受託していたり、中小企業白書に団体としての活動が紹介されたりするなど、認知度が高まりつつある資格です。
今回、私の同期のメンバーで自主勉強会を開催し、私も参加してきました。
内容（概要）は、以下の通りです。
１．事業承継の実務経験者によるお話
事業承継は後継者が「継ぎたい！」と思える魅力づくりが必要。例えば儲かる会社だと思えるように磨き上げること。具体的には新商品開発など。
２．自身が後継者となった方の実体験談
後を継いだ時の気持ちは「20メートルの津波が襲ってきたような気持ち」。経営戦略、人事・組織、財務など、様々なやるべき課題がすべて自分に降りかかってきた感じ。
３．自身が後継者候補であり準備段階にある方のお話
準備段階であるがゆえの問題が山積。課題は、現経営者に必要な情報を共有してもらうことだが難しい。そのためできることから着手することが大事。
この資格は、中小企業診断士と同じように、資格の更新には実務ポイントが必要です。今回の勉強会もポイントの付与対象になるとのこと。資格を取得した後も継続的な学習を行い、資格更新に足るようにすることはもちろんのこと、しっかりと自分自身音自己研鑽も積んでいきたいと思います。
★今日の良いこと
１．同期の方の貴重な経験談を、ご本人から伺うことができた
２．子連れで参加させて頂いたが、皆さんが受け入れてくださった
３．勉強を継続的に頑張ろうと前向きな気持ちになれた
