『原因と結果の法則』を読み直しました

「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

以前読んだことのある本ですが、あらためて読み直してみました。

特に印象に残ったのは次の記述です。


そうなのです。人類はいまなお、コントロールされることのない美しい感情とともに突進し、コントロールされることのない悲しみのなかで取り乱し、不安と疑いの風に吹き飛ばされつづけています。心の中の風をみごとにしたがえて生きているのは、自分の思いの浄化とコントロールをなし遂げている、ほんの少しの、真に賢い人たちだけです。
(同書 86ページより引用)

人は一般に、成功者の美しい面にのみ注目しがちですが、その結果を出せたのは、それだけの努力を行ったから、つまり結果には原因が存在するからです。成功するためには努力が必要ということです。努力をするためには、多くの犠牲が必要です。自分の怠けたい気持ちや、努力を妨げることなどです。そのためには、思いの浄化とコントロールが必要であり、それができるのはごく少数の真に賢い人たちのみ、と解釈しました。

真に賢い人たちの一人に、自分となれるよう切磋琢磨したい、そんな気持ちを持たせてくれた機会となりました。