以前会社の研修などで概要を学んだ気がしたのですが、この機会にしっかりと読み直してみました。概要を書き出してみたいと思います。
<7つの習慣>
★1つ目「主体性を発揮する」:
何かに過剰に影響を受けることで、本来自分が成し遂げたかった目標などを見失ってしまったりあきらめてしまったりしている人もいる。そのような状況から脱却するために、まず必要なことは「主体性を発揮する」ことである。自分の人生は自分で作っていくことができるということである。自分音決意と行動によって、自分の人生そのものを変えていけるということを信じる。
★2つ目:「目的をもって始める」
人によって、自分が一番重要視するものが異なる。例えば「子ども中心」や「仕事中心」、「お金中心」など。「子ども中心」の場合、子どもが自分の思う通りにならなかった場合、心身ともに大きな影響を受ける。例えば自分がしつけたように勉強せず、成績が悪いなど。仕事中心だと上司による自分の評価が下がるとショックを受ける。お金中心の場合は株価が下がって資産が暴落した場合にショックを受ける。
このように、自分の中心が何なのかによって、自分の心身が影響を受ける。つまり、何かによって心身が影響を受け、浮き沈みが生じる。
そこで、自分の中心は「原則」とすることがよい。自分自身が定めた原則を自分の中心に置くことで、天気や周囲の人物など外的なものに極力影響を受けず、日々を平安に過ごすことができる。また自分自身の理想に向かって日々を歩むことができる。
そのため、「my statement」が重要であり、書き出してみるべきである。そのstatementを適宜見直すことにより、自分の日々の歩みがずれていないかを確認し、また気持ち新たに前進することで、自分の立てた目標・理想に近づいていくことができるからである。
★3つ目:最優先事項を優先する
人は何かを成し遂げたいと考えていても、たとえ重要でなかったとしても急いで対応しなくてはならないことに追われ、多くの時間を奪われてしまうことで、重要なことができずに1日1日を終えてしまっている。そんな日々が過ぎ去ってしまうことで、本来自分が成し遂げたかったことが「成し遂げられずに終わってしまうことも往々にしてある。
そこで、「重要度」の高低を横軸に、「緊急度」の高低を縦軸にして、自分のタスクをプロとしてみる。重要度が高く、緊急度が低いことに着手できていないことが多いため、時間のやりくり(重要度の低いことはやらないか人に移譲するなど)をして、着手するようにする。
★4つ目「win-winを考える」:
時と場合にもよるが、極力win-loseやlose-winなどではなく、自分も相手もwinになれるようにする。その結果、自分自身にとって良い結果となる。
★5つ目「理解してから理解される」:
往々にして自分を理解してほしい(自分が相手を理解しているのかどうかは考えない)ことが多い。しかし自分が相手に理解してもらいたいのであれば、まずは自分が相手を理解すること。そうすることで相手は自分の話に興味を示してくれる(自分の話を聞く余裕ができる)。
★6つ目「相乗効果」:
1+1が16になることもある。自分一人では得られなかった考えや結果が、自分以外の他者の存在のおかげで気づくことができる。ネガティブな感情は無視してもよいが、例えばお互いがお互いのことを尊敬しあっていて、信頼しあっているのであれば、議論の中で意見に相違点が生じたとしても、真正面からぶつかるのではあなく、自分一人では思いつかなかった着眼点に気づくことができる。「あなたがそうおっしゃるのだから、今の私が気づいていない観点があるのでしょう。お話をお聞かせください」といった反応を示してもらうことができ、丁寧に説明することで、それぞれの意見である「1」が2つ、相乗効果を発揮することで、2よりも大きな効果を発揮することもある。
★7つ目「刃を研ぐ」:
日常生活の中で、自分自身を成長させていく。肉体面、精神面、社会面など、バランスよく習慣づけすることで着実に成長させていく。
この本は、かっくしゅレビューに書かれているように、人生のバイブルともいうべき良書だと思います。いつも頭の中に上記を意識しながら、習慣づけていきたいと思います。何事も続けなくてはもったいないので、自分のできるところから、小さな一歩を踏み出して積み重ねていきたいと思います。