経営のデザイン研究会1月度に参加しました

今回のテーマは「経営デザインシートを個人のキャリアデザインに活用する」でした。

印象に残ったのは以下の通りです。

 

・キャリアアダプタビリティ:変化への適応(適合)が重要・

①関心:未来志向

②統制:自分のキャリア構築の責任は自分にある

③好奇心:新しい経験を受け入れようとする信念

④自信:挑戦し障害を克服することで得られる成功の予感

 

・自分で線を引いたキャリアデザインは、予期しない出来事が必ずある。チャンス・ピンチへの能動的な対処の際、自分で決めることが大事。これが自己決定感。都度キャリアデザインを見直し、自分らしく生きる、満足のいくキャリアに少しずつ近づく

 

・キャリアデザインを、経営デザインシートにアレンジしたものを講師が発表。将来の構想で、「提供価値」の記入欄があれば、仕事上のニーズの該当部分が当てはまる。

 

・創業塾などで、シートの左側のこれまでの自分のヒストリーの整理、右側に自身の事業を整理することに効果的。中小企業経営者や個人事業主にとっても効果的。

 

私自身もワークを通じて自分の大事にしている価値観を再認識した部分や、新たな発見もありました。新しく授かった子どもたち、縁があって出逢い人生に深く関わり合っている配偶者や親友を大事にしたい、というプライベートと仕事共に充実させたいという気持ちが強いことが分かりました。

 

実際の自分は、仕事と育児の両立に追われる日々を送っており、ひたすら毎日をこなすことに終始していたように感じました。多忙さゆえに心が貧しくなっていたようです。仕事をいただけていることに感謝し、適切な成果物を提出することはもちろん大事ですが、同時に大事な人たちとの時間を大切にしたいと思いました。

 

キャリアデザインの講義の中でもありましたが、自分の描いた線通りのキャリアにはならない。想定外の出来事は避けられない。しかし、その出来事に対して自分自身の捉え方や行動は自分で決定できます。他者の心や言動、景気や上司の意思決定などはコントロールできませんが、自分自身は意思次第で変えていくことができます。人生には様々な出来事がありますが、ありたい自分であり続けたいと思います。