財務診断研究会に参加しました

今回は、資金繰りをワークシートを使って学びました。講師役の先生が実際にコンサルの場面で使うこともある、実用的なものでした。先生の場合は、事前に先生がこのシートを使って、経営の現状を見える化し、クライアントに訪問するそうです。

今回参加してみて、ワークシートの中身自体は分量が多く、事例を想定しながら一つ一つを入力しながら経験してみないお使いこなせる域には達しないと思いました。しかし、考えかた自体は復習になりました。

特に中小企業においては、大企業と比べると資金面での余力が小さく、また将来的にも調達面で厳しくなりがち、というのが厳しい実態かと思います。そのため、今回のテーマのような資金繰りに関する視点を持つこと、支援の際にも持っておくことは必要だと思いました。

また、今回の先生が仰っていたコメントで印象に残ったのが、「このようなシートはお客さんに作ってもらうのではなく、我々診断士がやるものだ、あらかじめ準備するものだ」ということでした。先生の、診断士としての姿勢が垣間見えたと思いました。お客さまのために、私もできることをしっかり行なって、関係を作っていきたいと思いました。

この研究会自体の発足の経緯や、先生のご経歴も興味深かったです。先生は前職で様々な経験を積んでこられていて、だから今様々な視点を持った支援ができるのだなぁと思いました。この研究会は前のリーダーから受け継いだ際、リーダーとしてやっていきたい方向に変えていったことも、構想力と行動力に感銘を受けました。

私もそのような診断士を目指して、私の実現したいキャリアに向けて進めていきたいと思いました。