小規模事業者等支援事業の発表をしました

以前担当した水産仲卸業の店舗における売上向上支援について、小規模事業者等支援事業の勉強会にて発表をしました。

会場では入り口にアルコール消毒液が置かれ、班ごとのグループワークのためのフェイスシールドが配布されました。席は1テーブルに1人に制限され、会場の定員に対して約半数が参加人数上限とされていました。

さて、今回発表した内容は以下の通りです。
・案件の募集から対応者決定、ミーティング日程や現地調査、報告書作成、グループメンバーとの整合合わせ、最終報告までのスケジュール
・企業概要、支援テーマ、課題
・報告した概要紹介
・支援した気づき、所感
・報告後の店舗における変化
・事例企業からの評価

私の発表に対して、聴講くださった皆様からは以下のようなリアクションをいただきました。
・わかりやすかった
・勉強になった
・支援先にとってのメリットについて、今回は短期的な視点での策に重点を置いたことがわかった 
・役割分担はどのようにしたのか
など、たくさんの活発な質問、コメントをいただきました。

私の他に、もう一つ事例企業の報告がありました。そちらは創業支援の融資や助成金申請支援がテーマで、より数値的な現状把握、分析、計画を作成するといった、私の発表した事例とは異なった色の支援でした。大変興味深く、私も挑戦したいと思いました。


午後は支援事例をもとに、グループ毎にワーク形式でコンサル的観点での意見交換を行いました。事業承継、事業買収、コロナ禍における飲食店支援など、いずれも重要なテーマの事例を議論しました。

今回、様々な案件に触れて感じたのは、やはり今後は理論よりも実践が大事であるということです。診断士として現場経験を積むこと、事例を具体的に知ること、ヒントとして成功事例も知っておくことの重要性を再認識しました。

それから、様々な経験がもとになって、コンサルトしての活動にも活かされていくことをしみじみ実感しました。臆することなく挑戦し、経験を積んでいき、少しでも役に立てる診断士になりたいと思います。