商店街診断の準備をしました

今回、商店街診断を初めて参加することになりました。その準備の一つとして、地元の図書館で区の商店街診断報告書を調べてきました。

まず「商店街診断」というキーワード検索をしてみると、4点ヒットしました。そのうち2点は1950年代で古すぎると思ったので今回は外しました。残り2点のうち1点は昭和50年代、残り1点は平成10年頃発刊でした。どちらも新しくはない資料ですが、参考までに閲覧しました。

気づいたのは、当たり前かもしれませんが年代が変わっても報告書の構成や調査内容、提案の方向性は同じであることでした。逆に変化していることは、競合の状況や、消費者(利用者)のニーズなどでした。ですから、構成としては大きく「現状→問題点→勧告事項」という流れですが、問題点は利用者にとっての魅力や利便性の欠如で、勧告事項は問題点解消のための対策でした。

生き残りを図るためには、時代の変化に伴い、適切に適応していく必要があるため、定期的な第三者による診断が有効なのだと改めて実感しました。私は今回、中小企業診断士という立場で診断をします。現地調査の前に、まずは商店街診断の流れや時代の変遷、私なりの仮説を準備しておきたいと思っています。

ところで、今回閲覧した資料は貸し出し禁止とのことで内容を確認したあとでコピーしました。全部ぇ60枚ほどになりました。私は子連れだったので、ベビーカーであやしなかまら、一枚ずつ一人でコピーしました。大声で騒がれなかったので良かったですがハラハラドキドキしました。

コピーしてまでゆっくり熟読したいと思ったのは、商店街診断の型を刻み込んでおきたかったのももちろんありますが、この資料の作成者の中に、今回商店街診断でお世話になる大先生のお名前を拝見したからでした。じっくり拝読するのが楽しみです。