ご縁があり、楽天様によるECセミナーに参加させていただきました。以下のような内容がご講演されました。
●EC（ネットショップ）に出店するメリット
→全国に販路拡大可能、実店舗の立地の違いや商売環境の違いなどがない平等な環境で勝負可能
●国内のEC市場動向
→EC市場は伸びている
●モール型、自社サイト型の違い（メリット・デメリット）
→モール型のメリットは、集客や、HP作りから顧客管理まで一貫した運営システムが提供され、モール運営企業（楽天など）がサポートするため、初心者でも出店可能な点。
●モール型ならではのサービス
→スーパーセールなどのイベントで大きな売上増加を期待できること、ポイントカードが使える・たまることから集客があること、など。
●楽天への出店と自社による出店との違い（メリット・デメリット）
・楽天：圧倒的集客力、専属サポート体制。
・Yahooショッピング：出店料無料。店舗数が最も多い。
・amazon：月額料金は安いが売上手数料が高いプラン設定。出店ではなく出品に近い。価格訴求が他店との差別化ポイント。
●売上額増加の公式
売上額＝アクセス人数×転換率（ページを見た方が注文した割合）×客単価
●スケジュール
申込：出店審査2週間（出店コンサルが支援）→店舗構築1か月（ショップアドバイザーが支援）→店舗オープン（ECコンサルが支援）
●成功事例
・スマホでの閲覧客のためサムネイル画像を増やす
・送料無料となる販売金額の商品を増やす
・メルマガ配信など顧客との定期的なタッチポイントを作る
・モールでのイベントで売上の山を作る
その他、品質管理面での取組もご紹介いただきました。実店舗での販売ではないため、当初は偽物の商品も販売されていた経緯がありましたが、現在はチェック体制が整備されたとのことでした。
サービス提供開始直後は、当然ながら経験やノウハウがないため試行錯誤だったと思います。しかしEC販売が開始されて現在はそれなりに年月も経過し、ノウハウは蓄積されてきていると思います。必要なノウハウは予め勉強した上で、必要な施策を実施しながら、事業者様はEC販売も適切に活用し売上増加を図っていただければと思います。今回学んだことも活かして、支援者として必要な支援ができればと思います。
