東京都「働きやすい職場環境づくり推進事業」研修会に参加しました

オンラインでの研修で、期間限定での公開でした。私が受講したのは以下のタイトルです。

子育てと仕事の両立はイクボスが支える!
    ~子育て社員を活かす働きやすい職場の実現~

出産や育児による人材のロスを防ぐため、いま企業が取り組むべきこと
    ~企業の支援施策を考える~

 

上記の研修を受講して印象に残ったのは以下の通りです。

・企業としては、仕事でパフォーマンスを出しやすい環境整備という点で、制度整備や面談などを行なう

・法対応は必須だが、それに加えて面談もあると良い。妊娠報告時、復帰後、復帰2-3か月後などのタイミングで複数回実施が望ましい。出産や育児の経験から意思が変わることもあるため

・「イクボス式就業規則」が無料でダウンロードできる。社会情勢の変化から、ワークライブバランス重視の就業希望者が増えてきているため、就業規則など会社としての取り組み姿勢がみられている。

・男性育休取得に向けた法整備が進む中でも実際の育休取得に繋がらないのは、土台である風土が変化しないため。風土は経営者や管理職だけでなく、従業員一人一人が作るもの

・そのため、育休取得推進の進め方としては、①会社としての方針を示す(経営理念や制度の整備・社内外への情報発信など)、②管理職などイクボス自らワークライフバランスを実践(長期休暇取得など)、③残業を前提としない働き方を周知・徹底(残業禁止、成果物の完成度の基準の認識合わせ、同じ業務時間で設定基準以上の成果を全員で達成できるようにメンバー全員で協力など)、が望ましい。

 

私個人としては、夫婦が希望する子どもを持つために必要なことについて関心があり、論文にも書いています。研究テーマであるため、今回の研修内容は参考になりました。また、ダイバーシティについてもこれまでセミナーを実施したことがあり関心があります。今後も積極的に様々な研修を受講し、知識をアップデートしていきたいと思います。有益な研修を企画・実施していただき感謝です。