中小企業経営診断シンポジウムを視聴してきました

今回は、基調講演のワークマン式「しない経営」をオンライン配信で視聴した後、会場のみの発表を一部拝聴してきました。会場は昨年同様、お茶の水にある東京ガーデンパレスでした。
 
印象的だったことを下記に記載します。
 
■基調講演
経営者は社員が自発的に仕事ができるように、①権限を与えて自ら実験させる、②仕事を増やさない、③小さな成功体験を積み重ねさせる、などの実践が紹介されました。
 
また、あえてマイルストーンを置いたマップには拘らないことや、データ経営で社員が上司に意見しやすい仕組みであること、ポジショニングマップで空白地帯のニッチトップを狙い、顧客の声のする方に進化する、といったことも印象的でした。
 
最後に、小さな単位で取り入れてみてほしい、といった話もありました。講演内容や著書を聞くと、自分事に思えない人が多数だが、小さな単位からなら実践可能だとのことでした。
 
■診断士による発表
個人的に尊敬している、お世話になっている診断士の先生による発表を拝聴しました。診断士としてコンサル活動もしながら、スモールM&Aで企業を買取り、オーナーとして経営している実例を元にしていました。
 
診断士がオーナー経営者になることのメリット
①オーナー経営者としての経験が診断士(コンサルタントとしてのスキルアップに繋がること、②M&Aアドバイザーとしてのスキルアップ、③労働集約的な診断士業の第二の収益柱になる
 
大変有意義な時間を過ごすことができました。ご講演いただいた皆様や運営の皆様に感謝です。