財務診断研究会に参加しました

今回もオンラインでの開催でした。テーマは飲食業界の財務分析でした。コロナの影響も踏まえ、財務上どのような形で表れているのか、を分析しました。

 

対象企業はコメダ珈琲店ドトール、うかいでした。以下に印象に残った点を記載します。

 

■それぞれの企業の特徴

コメダ:ビジネス客メインではなく家族客などを中心としている、滞在型。個室に分かれた席の配置であり、コロナ禍であっても家族など少人数での来店があり売上が大きく落ち込まなかったのでは。

ドトール:主にビジネス街の立地で、出社回数減少に伴う利用客減少が売上減少に直結しているのでは。

・うかい:接待需要の低下(不要不急の分類)で売上減少では。人件費も高額で売上減少時の利益圧迫が大きく、収益構造が厳しい。

 

コロナ禍で発生した雇用調整助成金の計上項目や、ビジネスモデルの財務面への影響、パンデミック時における財務面での安全性確保のために考慮すべきことなど、幅広い議論が行われました。大変興味深く、参加させていただき感謝です。