日本販売促進学会で発表をしました

日本販売促進学会の会員として、毎月参加している例会にて、今回発表しました。テーマは「店舗覆面調査を通じた考察」です。調査会社から依頼をいただき、実店舗にて覆面調査員として活動する機会があったため、その調査を通じた考察を発表しました。

 

内容としては、覆面調査の概要・目的と、調査の結果として③事例を発表しました。調査の観点としては、接客、店舗演出、クリンネスという観点です。中でも接客に重点を置いた考察をしました。事例は、物販(セルフ・コンサル)とサービス(飲食)の3つを取り扱いました。

 

接客、店舗演出、クリンネスは、いずれも短期的(その場での売上)・中長期的売上(リピート来店での売上)の観点で重要だと考えています。店舗演出が不十分だと、店の前を通行した見込み客に来店してもらえません。クリンネスが不十分だと、せっかく来店してもらえてもショッピングに集中できず不衛生な店内が気になってしまい、購入に繋がらないだけでなく、リピート来店にも繋がりません。

 

そして接客が不十分だと、ニーズを的確に把握できないことで顧客の求める商品提案ができず、せっかく来店してもらえてもその場での売上に繋がらないだけでなく、来店での高い満足度が得られないため、リピート来店にも繋がりにくくなります。

 

そこで、各項目ごとに成功の型があります。発表では、この型をご説明しました。コロナ禍で通販が活況の中、リアルの店舗は苦戦が続いているかと思います。そんな中だからこそ、実店舗での売上向上施策の実施は重要だと思っています。

 

ありがたいことに、今後も別件で店舗覆面調査が予定されています。引き続き、この研究を深めていきたいと思っています。調査の機会、発表の機会をいただき、大変有難く思います。