研修講師養成エキスパートコース・体験会に参加しました

チューター制度の中で体験会が開催され、興味があったので参加させていただきました。オンラインでの開催でした。

 

内容は架空の事例企業における課題文を読み、登場する主人公の立場で対応内容を検討する、というものでした。ブレークアウトセッションを使って少人数のグループに分かれて議論して、2つの課題に対する回答案を作成し、全体で集合してから議論した内容を共有、質疑応答、講師による解説、といった流れでした。

 

解答は正解があるわけではなく、違う立場からの視点など、多角的なものの見方を養うことの重要性を学ぶ場でした。自分一人では漏れていた視点を指摘してもらうことで、気づきを得ます。そのため、他のグループに対して質問し、回答するというやり取りが重要だとのことでした。また、その解答を作成する際、納得感のある内容が大事だといった話も出ました。正解があるわけではないことが、その理由です。

 

社風によって解答の方向性も大きく異なるという視点の話もありました。そのため、実際に講師として企業に赴いた際、事務局の方との打ち合わせも重要です。研修の目的とゴールのすり合わせが大事とのことです。この視点は、他の場でも共通する部分が大きいと思います。今回は多くの学びをいただきました。参加させていただき感謝です。