経営改善計画策定セミナーに参加しました

城南支部の能力開発推進部・部員として、スタッフとして参加しました。

 

内容としては、主に以下の項目が解説されました。

・経営改善計画の位置づけ(事業再生との違いも含む)

・信用保証協会の専門家派遣のプロセス

・経営改善計画作成の訪問回数ごとのプロセス

・専門家派遣終了後の経営支援(民民契約など)

 

財務諸表上に記載のある資産が実態のあるものなのか、人件費などの額は企業の経営状況に見合っているのか、などを行なうと、例えばBSが半分になったり、赤字なのに多額の報酬の人員を雇っていることに気付いたりした事例の紹介がありました。

 

窮境要因を分析する際、過去の過ちを振り返るプロセスも減ることになるため少々苦しいこともありますが、それでも経営改善計画を作成しその後も支援することで黒字化を達成した事例もご紹介いただきました。診断士として、経営者を支援することについて改めて考えさせられる機会とありました。