チューターの連絡会議に参加しました

私の所属している中小企業診断士支部では、チューター制度という先輩後輩が一つの少人数のグループとなって、新入会員の診断士活動のスタートダッシュをサポートする制度があります。私は今年度2年度目ということでチューターを担っています。チューター制度は、5-6月頃スタートで、5月の修了式を以て終了となり、今回は修了前のタイミングでの情報交換会が実施されました。

 

約1年間の活動を通じて、チューターと新入会員双方に対して事務局がアンケートを実施した結果の共有が行われました。結果は、総じて満足度が高く、好評でした。一重に事務局による手厚いサポートと、各チューターグループの創意工夫による活動の成果だと思います。このチューター制度が存在するのは、現時点では当支部のみとのことで、そのためか新入会員の数が東京協会の中でも大変多いと聞いています。

 

一方で、改善に向けた意見もいくつか出されました。制度を成功させるためには、持続可能性が高い運用が欠かせません。具体的には、事務局もチューターも、制度を支えるスタッフにとって負荷が高すぎると継続が難しくなってしまいます。そのため、効果を十分に上げることを前提に、負荷軽減を実現できる改善策がいくつか議論されました。

 

更に、新入会員がチューター制度を活用した後の道筋づくりという点で、新入会員が次年度は積極的にチューターとして活動されると良いといった意見も出されました。今後、多くの会員が各自のセンターで活躍することが支部が一層活性化することに繋がると考えます。そのためにも、このチューター制度が一層発展したら良いと思います。

 

今年度の活動は5月末の修了式で修了なので、残りわずかな期間ですが、少しでも貢献していきたいと思います。修了式も楽しみに参加したいと思います。