ワールドビジネス研究会に参加しました

社会貢献事業の位置づけで、オープンセミナーが開催されました。内容は外国人労働者の受け入れの経緯や現状についてでした。
 
歴史的な背景として、戦後間もない頃は中卒や高卒の若手労働者が多く、国内だけで労働力を賄えていた一方、少子化と高学歴化に伴い労働力不足に至ったとのご見解でした。
 
また、平均賃金が上がらない背景には、高齢者や女性の働き方が短時間労働や非正規だったりすることも影響があるとのお話でした。そして、今後の労働力の展望としては、女性や高齢者の労働力の確保でもそろそろ限界を迎えるため、外国人労働者の労働力確保が必須だろうとのご見解でした。
 
特定技能や技能実習などの位置づけや、留学生でも国内の労働力として確保できる枠組みが確保された経緯などの解説もあり興味深かったです。
 
勤め先で海外事業に携わる機会が増え、現地法人での課題への取り組みに関係しているため、海外に関するトピックスには関心があります。今後もアンテナを張り、情報収集していきたいと思います。