地域の診断士会のセミナープロジェクトに参加しました

私の所属する地域の診断士会で、セミナープロジェクトが立ち上がっています。会員がセミナー講師として登壇する機会の提供が趣旨です。そのために、事務局の先生方が営業活動してくださる段取りなのですが、その前提として、私たち診断士がセミナーコンテンツを企画し、作り上げる必要があります。
 
今回の集まりは、コンテンツ制作にあたり、セミナー講師としての経験豊富な先生による、セミナー講師としてのコンテンツ制作の手順のレクチャーでした。
 
個人的には、最近創業塾で講師として登壇したばかりだったこともあり、大変興味深く拝聴しました。
特に印象的だったのは以下の点です。
 
セミナーのテーマに関する情報収集は手を抜かない
 →丸の内の書店、丸善などでテーマに関する書籍を探る。中古でも良さそうなものに関しては中古書店なども有効活用する。デスクトップ調査でも、セミナーテーマに関する公的機関におけるセミナーカリキュラムなどを検索し、最近のニーズを探るのも良い。
 
②項目を手書きで書き出す。この段階では発散なので収束はさせない。
③書き出した項目をカテゴリーごとに集め、ピラミッドストラクチャーで整理する。
④スライドの中テーマを作成し、スライドの絵コンテも書いてみる。ボリュームバランスや流れをみて入れ替えたりする。
⑤各スライドのテキストや所要時間など、プラン作成する。
⑥練習、ターゲットを想定した用語活用などを見直しなど。
 
経験に基づいた内容で大変勉強になりました。中小企業診断士は基本的には個人事業主なので、個々人のノウハウを共有いただける機会はレアだと感じています。そういうこともあり、大変貴重な情報を共有いただき感謝しかありません。
 
今回の内容は、今後、診断士活動に限らず様々な場面で活用したいと思います。