「DXの最新知識と電子申請」セミナー受講と報告原稿を執筆しました

部会メンバーに入ってから初めて、事務局メンバーとしてセミナーを開催しました。テーマは「DXの最新知識と電子申請」です。今回はセミナーの報告文章をT-SMECAに掲載する役割を担当しました。

 

DXと一言で言っても、大企業と中小企業、スタートアップ企業など、進捗や状況によって必要な取り組みが大きく異なることを改めて認識しました。多くの大企業の場合は、人材面や経済面での力があるため、IT専門の組織や人材を配置し、多少高額のIT費用も必要と判断されれば捻出が可能です。一方の中小企業やスタートアップ企業は人材めにゃ経済面で必要であっても捻出することが難しいことが多いのが実態かと思います。そのため、DX推進のためできることから一つずつ進めることが必要です。

 

例えば、東京都が実施している助成事業で専門家派遣を一定回数まで無料で行っている事業もあります。自社の目指すべき方向性やありたい姿を描き、必要な専門家による支援を受けるための準備を行い、そのうえで受けれる支援を受ける、というのも一つのやり方だと思います。

 

一方、ある調査結果では、DXという言葉を耳にする機会は増えているがどのようなことを行うべきかわからない、といった声もありました。そのような経営者に寄り添って必要な支援を行うのも中小企業診断士の役割だと思います。今後も必要な情報収集を行い、必要な支援ができるようにしていきたいと思います。