新談士の会に参加しました

今回はコーチングについてでした。コーチングとは、という情報提供から始まり、実際に3分間程度ロールプレイでコーチングを行う、といった時間でした。

 

3分間という時間の長さは、コーチング初心者でも聞き手としてうまく立ち回れる長さで、話し手としても気持ちよく話せる長さだそうです。60分など長く話す場合、聞き手としてもある程度のスキルが必要だそうです。例えば下記のような意識を持つと良いそうです。

 

・話し手に気づきを与えられるような異なる切り口の質問

・具体的な話をする相手に対しては抽象的な質問

・抽象的な話をする相手には具体的な質問

・その時間で一貫して行う質問の方向性は、相手が実現したいと思っているテーマの実現に向けた話

 

ところで、コーチングの報酬は?という質問をされた参加者の方がいました。回答としてはピンキリとのこと。一時間3,000円というビギナーの方が副業サイトで募集しているそうですが、一方で半年間毎週1時間のコーチングで数百万円とか、2,000万円という報酬のコーチも存在するそうです。

 

どの世界も報酬はピンキリだと改めて感じました。報酬の話は置いておいたとしても、コーチングは中小企業診断士としての活動においてスキルを磨いておきたい要素の一つだと思っているので、今回の機会はまた学びになりました。相手の方に「話しやすい」「話をしていて気づきがあった」といった感想を持っていただけるような聞き手になれるよう精進したいと思います。