台東区実践経営勉強会に参加しました

今月もオンラインでの開催となりました。二度目の緊急事態宣言が出されましたので、年が明けてからもしばらくはオンラインが続くかと想像します。

 

テーマは「コロナ禍におけるBCPの重要性」でした。BCPとは、コロナ禍で変化したこと、などの話もありましたが、特に印象に残った2点について書き留めたいと思います。

 

1つ目はワークです。3つの家電が同時に壊れてしまい、同時に購入することはできない。2つ目は1週間後、3つ目はさらに2週間後。購入する順番は?といったものでした。

 

ここでのメッセージは、「優先順位(価値観・判断基準)、実現性(制約条件)、代替性」と考慮することの重要性でした。今回のワークでは、自分にとって重要だと感じるもの(価値観)と代替性を判断基準としました。そのため、「食」(冷蔵庫)、「衣」(洗濯機、一週間後に入手できればコインランドリーで代替すればOK)、「娯楽・教養」(TV、新聞やスマホ雑誌などで代替できる)としました。

 

このワークでは個人の範囲なので個人で考慮して実行までできるかと思いますが、企業など組織での判断となった場合、自分以外のメンバーに説明する必要があります。客観的な説明の重要性も話されました。

 

印象的だった2つ目は、「BCPは組織改革、社員教育である」という点です。「BCPの習熟度」が高く、「組織の自律性」も高い場合、強靭な組織となります。逆に言うと、いずれも低い場合は事業復旧困難となります。このことから、事前準備をしておくことと、自律性を高めておくことは事業において必須と言えると思います。

 

この点に関しては、組織における事業だけでなく、自分自身のマネジメントに関しても重要であると感じました。個人における何かのプロジェクトが発生した際、事前準備を行っており、個人としての自律性が高い(他者への依存度が低い)方が、推進力が高くなると思います。

 

思えば、新しい年になって初めての勉強会でした。参加させていただいたことで、今回も学ばせていただき感謝です。今後も継続して勉強会に参加したいと思います。