中小企業診断士2-5年目の会に参加しました

今回の会の趣旨は、参加者同士の交流を深め、今後の診断士活動の一助にするとのことでした。

冒頭のお挨拶では、診断士は自分の意思次第で活動の内容や強度なども異なってくるので、横のつながりや先輩方の経験談などを参考にしながら、進めていくと良いとのことでした。

 

会の中身としては、事前に興味のあるテーマをアンケートで回答し、そのテーマごとにルームに分かれて少人数での会話を行う、といったカフェテリア形式での対話でした。私は1回目のセッションが「補助金申請・実務従事」、2回目は「診断士の可能性」に参加しました。

 

1回目のセッションでは、先輩診断士より補助金申請に関するご経験談を伺いました。仕事を請ける際の事前契約の締結や、申請書類作成にあたり準備しておくべきこと、補助金審査の仕事の形態(勤務日数や必要となる工数など)などについて伺いました。経験値が高く、最前線で活躍されている先輩診断士のお話は大変興味深く、参考になりました。

 

2回目のセッションでは、診断士としての活動がどのような経緯で広がったかについて、経験談を参加者たちが公表し合う時間でした。研究会に参加することで専門性を高める活動に広がっていき、そこでの知識・手腕が様々な場面で活かされているといった方や、副業の人脈が本業に活かされた実例などがありました。研究会を通じて診断士の仕事を獲得している方や、支部活動を通じて仕事を獲得した方もいらっしゃいました。研究会活動を通じて、異業種の方から業界の情報を入手し、それが本業の業務に活かされ、診断士としての自分が重宝されたといった経験をされている方もいました。

 

緊急事態宣言の延長が決まったばかりで、まだまだface to faceでのコミュニケーションは難しい状況が続くかと思いますが、今回のイベントに参加して改めてコミュニケーションの大切さを実感しました。診断士活動を進めるうえで、同じ診断士の方の経験談を聞いておいたり、自分のこれまでの活動や今後の希望などを言葉にして話したりする機会があらかじめあるのとないのとでは、活動の幅や加速度などに影響があると個人的には感じました。今後も様々なイベントに参加していきたいと思います。

 

興味深く、有意義なイベントの企画・運営をしていただき、事務局の皆様や参加いただいた皆様に感謝したいと思います。