今回のテーマは溶接・ロウ付けでした。特に持ち帰りたいと思ったポイントは以下の通りです。
■溶接における診断のポイント
・品質管理体制
・平均年齢
・アーク溶接における目の保護の適切さ
・安全対策への考慮
・汚れが出やすい工程なので適切に対処しているか
・ものの流れからみて加工場所は適切か
・作業姿勢や安全確保に無理がないか
■ロウ付けに関して
・溶接現場よりも年齢が高い場合が多く技術承継が適切か
・作業環境に無理はないか(特に温度)
・自動化を進めることで効率化、技能の形式値化、安全を確保する余地はあるか
・溶接よりもロウ付けの方が仕上がりがきれい
同じようにくっつける作業でも、手段が様々あり、必要となる機材やコスト、素材が異なります。それぞれの特徴を学ぶと奥が深いと改めて感じました。技術承継に関しては今後の動向が気になるところです。