経営のデザイン研究会に出席しました

今回は研究開発企業の代表をお招きして、現在お悩みだという販売戦略を中心にお話を伺い、提案を行ないました。

 

既に協同研究企業や代理店などは持っており、販売実績もあります。一方で、製品特性上、既製品よりも価格面では高額であり、営業先は既に既製品を導入済みだったりして、なかなか本製品の良さを認知してもらいにくいのがお悩みだとのことでした。

 

それに対して、①本製品による効果の見える化を行なう(色で状況の変化を可視化、数値を可視化など)、②本製品のような高機能の精度のニーズがある顧客への販売に注力する、③導入に至らなかった理由をヒアリングして次の一手に繋げるよう意識する、などの助言が出ました。

 

既に数社の販売実績があることは大きな強みだと感じました。このお客様の声を営業時に前面に出すことや、導入先のお客様との関係性を長く保ち、保守目的などの理由付けをして訪問し、利用してみてのリアルな声を収集するなど、今後の製品開発にも継続的に活かすなどの取組にも繋げられればと考えます。

 

研究会の枠組みの中で今回のような企業様にお越しいただくと、会員にとっても企業様にとっても今後の活動のヒントを得られてプラスになります。我々会員としては、企業様にとって少しでもお役に立てるように一層切磋琢磨しようというモチベーション向上にも繋がりありがたく思います。今後も切磋琢磨していきたいですし、研究会の運営者の一人として、会員の皆様にとってより有益となる会を運営できるようにも励みたいと思います。