マーケティング研究会に参加しました

今回は葬儀業界のマーケティング研究をテーマに、調査結果の発表と意見交換、ワークショップが行われました。リアル開催です。
 
事前にしっかり準備されていて、外部環境や内部環境を踏まえた分析、そこから読み取れる考察がありました。葬儀業界のターゲットとして40-60代の、直近5年以内に葬儀を執り行った年齢層に着目された点や、高齢化が進んでいる一方で一回あたりの葬儀費用の減少(核家族化などを背景とした家族葬などの小規模化)、などの話がありました。
 
一般葬、家族葬の他、オンライン葬儀などDX活用の革新的サービスや、互助会のビジネスモデルのその背景などもまとめて発表されていました。この時間に参加して葬儀業界に詳しくなったような気がします。
 
そしてワークショップ。これも素晴らしく用意周到でした。時間配分、議論のテーマ設定(着眼点)、ペンや用紙などの道具など、完璧でした。テーマは葬儀業界におけるビジネスモデルの中で、デジタル技術を取り入れたらビジネスになりそうな施策でした。メンバーからは3D技術を活用した個人と夫婦の人形や、ホログラムによる本人からの御礼メッセージ、エンディングノートのアプリ提供、ホームページ掲載による顧客接点獲得、返礼品のデジタル化などが挙がり、興味深かったです。
 
個人的には尊敬している先輩診断士による発表だったので、様々調整して参加できて良かったです。参加できるようにサポートしてくれた家族にも大感謝です。
 
様々な点で学びの多い時間でした。また次回の参加も楽しみにしたいと思います。