経営のデザイン研究会に参加しました

今回もオンライン開催で、テーマは「中小企業のDX支援を通じた成長戦略をKDSのフレームワークで作成する」でした。

 

発表者の既知のITシステム社が先月から本社を移転し、今後の成長戦略を検討中のため、中小のITシステム社が、どのような切り口で中小企業との接点を開拓すべきか、ディスカッションしました。興味深かったのは以下の通りです。

・「持ち株会エクスプレス」は、大企業が従業員持ち株会の毎月の発注管理などを行うにはコストがかかるため外注したいという要望があり、ヒットしているという認識があるのでは。

・例えばガソリン買い付けた量に対するCO2排出量がどの程度なのか、などのサステナビリティの管理を自動計算・管理できるソフトなどは現段階ではまだないように思われる。

・Fintech分野は伸びしろがあるように思われる。どの分野・方向性を攻めていきたいと考えているか。

・このシステムをクラウドのサブスクにしてデイトレーダーに使わせてはどうか?
排出権取引関連でも何かできるかもしれない。東証の基幹システムに入るのは難しいが、排出権のファンドが今後出てくると思います。 エネルギーと金融の両方の知識が必要。

・POC3を見据えて、取引先のCO2も入力してもらい、CO2の見える化を進めているベンチャー企業がある(アスエネ株式会社)

 

やはり会員の皆様はバックグラウンドが異なるため、発想の観点がそれぞれ異なり、興味深かったです。次回は今回ディスカッションした内容を参考にしながら、実際に経営デザインシート作成・共有の予定です。次回も楽しみです。