理論政策更新研修を受講しました

今回、初めてオンラインで参加しました。コロナの影響で、オンライン研修がスタートしました。私個人は東京都在住ですが、オンライン開催だと他県の協会主催の研修でも自宅のオンライン環境で受講できるので、試しに受講してみました。

 

時間帯は13:00-17:30で、構成は以下の通りです。

1.よろず支援拠点の紹介

2.事業承継支援について

3.わが社の経営戦略

 

特に印象に残ったのは以下の通りです。

1.よろず支援拠点の紹介

①経営の引継ぎ:経営権、後継者選定・教育など。
②資産の引継ぎ:資産の承継の中で、事業用資産に関して、
 株式移転だけでは所有権が移転しない場合がある。
 工場など。前任の社長名義、妻の名義など。
 急に必要になった場合もあり、は要注意。
③資金:経営者保証解除が必要。
④知的資産:最も重要。
 例えば、経営者の信用や取引先との人脈は、社長交代で単純に引き継げない。
 人的資産:従業員のノウハウなど。
 従業員の退職と同時に失われてしまう資産を、関係資産・構造資産に
 いかに取り込めるかが鍵。

 

2.事業承継支援について

 事業承継には明確な機嫌がない
 60歳代の経営者の後継者不在率は47.4%
 ちょうどよかった後継者の年齢は43.7歳
 親族内承継で5年以上の事業承継期間を要したのは43.9%
 事前準備を考慮すると8-10年は必要
 廃業企業の経営者の年齢は71歳。
 存在企業の経営者の年齢は62.77歳でその差は8歳。
 事前準備を考えると8-10年の事業承継期間が必要。
 (60歳になると準備を進めた方がベター)

 

3.経営戦略

 外部環境の変化(流行の有無)などで事業のかじ取りをしてこられた代表による経験談。しっかり時流を見定め、フットワーク軽く情報収集や他社との関係性を築き、タイムリーな対応が必要。

 

インプットに集中した休日の午後でした。子どもがいる中で集中できたのも家族の支えがあってこそ。感謝の気持ちで明日も仕事に励みたいと思います。