所属学会の全国大会にて登壇しました

中小企業診断士登録以来、毎年参加させていただいております。今回で4回目の参加かと思います。昨年は初めてパネルディスカッションのパネラーとして登壇し、今回は分科会の取りまとめ役と、パネルディスカッションのパネラーとして登壇しました。
 
全国大会の流れは、基調講演として外部環境変化に関する動向の情報をご発表いただきました。ご自身の観点で興味を持たれたトピックスをまとめられていました。大変勉強になりました。
 
その後、総合講演として複数名の先生方の研究発表がありました。そして昼食休憩があり、午後の部です。
 
午後は、まず分科会ごとのディスカッションです。1時間半で分科会メンバーと議論して、その後各分科会で話したことを10分ずつ発表、という流れでした。私は商業集積活性化分科会で、中小企業白書から商店街の人口密度別にみた空き店舗の現状や、今後の見込み、成功事例2つの共有、助成金紹介を準備しました。結果的には白書と事例の頭出しのみで、活発な議論が行われました。
 
メンバーの中に、中野地域のスペシャリストがいらっしゃり、大変貴重な実体験談を共有いただきました。白書の内容の肌感覚、その裏事情などです。更に、メンバーの皆様の観点も素晴らしく、閑散地域に関する方向性の可能性については「成熟したヨーロッパの街並みのイメージ」などの表現が出ました。
 
さて、その次のプログラムは、パネルディスカッションでした。テーマは新しい時代における成長企業の戦略でした。私からの発表では、新しい時代に関する捉え方と、成長企業の戦略は具体的な企業の事例を紹介しました。
 
事業承継された後継者による講演で拝聴した内容を元に、そこから得られる学びを発表しました。得てして、他のパネラーの皆様と同意見でした。
 
気候は寒い中でしたが、お久しぶりにお会いできた皆様もいて、心は温かくなりました。大学院の先輩方や後輩の皆様にもお会いでき、卒業後もこのようなつながりがあり感謝です。また、今回参加できたのも家族の支えがあってこそ。本当に感謝です。