飲食事業者様の訪問をしました

振興公社の事業である飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の専門家として、事業者様を訪問してきました。とある繁華街の駅から徒歩3分程度の焼肉屋さんでした。

 

既に企業としてはいくつもの業態で多店舗展開をしている事業者様でした。コロナを経て、コロナ前に比べると客足が完全には戻らない中、いかに売上を戻すか、という課題を抱えていらっしゃるようでした。

 

その事業者様がおっしゃるには、コロナを経験した消費者は、テレワークが定着したり、外食をしない生活に慣れたり、といった生活変容が根付いた部分があるのでは、とのご意見でした。つまり、出社しないと同僚と一緒に仕事終わりに帰り道の乗換駅である当駅近辺でお酒を飲んで帰るといった習慣が少なくなってしまったのではないか、とのことです。私自身も働く身としては、そのような部分はあるように感じます。

 

そのため、いかに外食需要を喚起するか、という点と、当店の認知度向上を図るため、広告やマーケティング活動を行うことが効果的では、という考えに至りました。消費者は外食する際はまずWebで検索してお店の情報収集をしてから来店する傾向があるかと思います。店舗の立地する街の名前とジャンルを入力して検索したときに上の方に検索結果が表示されるようにすることは、来店客数増加に繋がるかと思います。

 

それに加え、リピート客増加に向けた創意工夫も必要かと思います。次回のご訪問時、そのような会話もしてみたいと思います。