地元自治体の都市計画マスタープラン改定委員会の区民委員として参加しました

今回で5回目の開催になります。いつものように区役所の会議室で参加しました。
 
今回は、今年度策定に向けてこれまで4回にわたり検討する中で委員からでた意見を元に加筆修正されたマスタープランの素案が出されました。その説明が冒頭行われ、それに対する意見を委員が出す、という流れでした。
 
私は一区民の立場として気づいた以下の内容を発言しました
・特に子育て・コミュニティスペースの拡充の観点の記載の欄について、今回のマスタープランでの新たな記載として「新」マークが3つ並んでいる項目がありました。それに対する写真が、既存の親子で遊べるキッズスペースの写真で、新しい感じの印象を持ちにくく勿体ない。空き家を交流スペースとして新事業を担う事業者がいたり、高齢者が子供を一時預かりする団体があったりと、当該地域は特徴的・ユニークな活動があるので、写真でもアピールすると良い。
 
・一般区民への都市計画マスタープランの方向性説明会についての実施報告について。意見箱の設置や当日の来場者への口頭での聞き込み調査で意見を募った。来場者の人数や意見の要旨を把握できたものの、それぞれの発言者の属性(性別・年代・所属など)を把握できていない点は勿体ない。都市計画マスタープランは今後10年間の当該地域の都市計画の方向性を明確にするため、例えば「タワーマンションばかりではなく伝統的な家屋も増やしてほしい」という発言者が現役世代なのか、高齢者なのか、で今後の都市計画の方向性として考える上でインパクトが異なってくる。
今後、パブリックコメントなども把握する予定が組まれているので、属性の把握をぜひ行ったうえで反映させていただきたい旨をお伝えしました。
 
次回は年明け2月に会議開催の予定です。楽しみに参加したいと思います。